体組成検査―体組成―体脂肪―筋肉率
(" 筋肉―指標―筋肉率 "から複製)
筋肉率とは
筋肉率の定義・意義・意義
筋肉率とは、体重に占める筋肉の重さ(=筋肉量)の割合をいいます。
筋肉率の算定・算出・計算方法
筋肉率は、体重と体脂肪率がわかれば、簡易に計算できる方法があります。
東京大学の石井直方教授が紹介している計算方法です。
次の順で計算していきます。
0.前提・考え方
したがって、体重は、次のような関係が成り立ちます。
体重=骨の重さ+筋肉の重さ(=筋肉量)+内臓の重さ+体脂肪の重さ(=体脂肪量)
これを、体脂肪か体脂肪でないかで分けると、次のようになります。
体重=除脂肪量(骨の重さ+筋肉の重さ+内臓の重さ)+体脂肪の重さ(=体脂肪量)
そして、除脂肪量の1/2が、筋肉の重さ(=筋肉量)になると考えます。
1.体脂肪量の計算
2.除脂肪量の計算
次に、体重から今計算した体脂肪量を引いて、除脂肪量(骨の重さ+筋肉の重さ+内臓の重さ)を出します。
3.筋肉量の計算
4.筋肉率の計算
筋肉率の見方・解釈の仕方
筋肉率(筋肉量)が低下すると、基礎代謝(エネルギー消費)が減るため、脂肪が蓄積されやすくなり、生活習慣病などの原因になります。
また、高齢者の場合など、転倒や寝たきりの大きな原因となります。
筋肉率の基準値・適正値
筋肉率が40%ほどあれば、階段をスムーズに降りられ、また、寝たきりにもなりにくいといわれています。
筋肉率の平均
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