体組成検査―体組成―基礎代謝量(基礎代謝)
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基礎代謝量とは 【basal metabolism】
基礎代謝量の定義・意味・意義
基礎代謝量(きそたいしゃりょう)とは、安静時に生命を維持するために最低限必要となる(消費する)エネルギーをいう。
基礎代謝量の別名・別称・通称など
基礎代謝
基礎代謝量の趣旨・目的・役割・機能
必要最低限のカロリー
体脂肪の燃えやすさ
基礎代謝が高いということは、それだけ多くのエネルギーを使用する(摂取カロリーが余りにくい)身体であるということである。
したがって、カロリーコントロールのためにも押さえておくべき重要な指標となる。
基礎代謝量の具体例
必要最低限のエネルギーの例としては、体温維持や、心拍(血液循環)、呼吸、消化吸収などに使われるエネルギーがある。
基礎代謝量は、平均すると、1日にヒトが必要とする総エネルギーの約60%にもなる。
目安として、女性で約1200、男性で約1500kcalほどである。
基礎代謝量の原因・理由(仕組み・しくみ・メカニズム)
年齢
基礎代謝量は年齢によってかなりの差がある。
成長期の子供は非常に高く、年齢を経るとともに下降する。
ただし、成長期が終了すると、代謝はだいたい安定する。
中年になると太りだす人が増えるのは、基礎代謝量が低くなっているにもかかわらず、若い頃と同じような食事を続け、基礎代謝量に見合ったエネルギー以上のカロリーを摂取しているからである。
筋肉量
基礎代謝量を臓器別にみると、筋肉・心臓・脳がほぼ20%ずつを消費している。
基礎代謝量 | e-ヘルスネット 情報提供 http://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/metabolic/ym-019.html
したがって、筋肉量も基礎代謝量に大きく影響し、筋肉量が多い人は基礎代謝量が高くなる(筋肉量が増えれば基礎代謝量も増える)という関係がある。
基礎代謝量の算定・算出・計算方法
基礎代謝量は、性別、年齢、身体の表面積にほぼ比例する。
ただし、表面積を測定することは困難なので、近似的に体重あたりの基準値を使用し、次の計算式で算出されることが多い。
基礎代謝(kcal)=基礎代謝基準値(kcal)× 体重(kg)
基礎代謝量の検査
体組成検査
基礎代謝量は体組成検査の検査項目のひとつとして、健康診断のオプション検査などで測定してもらうことができる。
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