カテキン―摂取
カテキンの摂取
カテキンの摂取方法
カテキンを多く含む食品・食べ物・食材
緑茶にカテキン(一般にはタンニンと呼ばれる渋み成分)が豊富に含まれています。
緑茶にはさまざまな種類がありますが、なかでもカテキンがもっとも豊富に含まれている緑茶は煎茶です。
煎茶は、太陽を浴びせて育てるので、カテキンがたくさん入っています。
これに対して、玉露や抹茶は、渋みを除くために覆いをかけて育てるので、カテキンが少なくなります。
また、番茶は茎の部分が多いので、カテキンが少なくなり、ほうじ茶は炒るために、カテキンが少なくなります。
さらに、煎茶には、値段の高いものから順に、一番茶、二番茶、三番茶といった種類があります。
しかし、カテキンの量でいえば、逆に三番茶、二番茶、一番茶の順で多くなります。
カテキンの摂取量
カテキンの1日の食事摂取基準(必要量 栄養所要量)
カテキンについては、1日あたりの食事摂取基準は定められていません。
ただし、1日に600mgとることを勧める専門家もいます。
これは、(通常のお茶の入れ方で)緑茶5杯分に相当する量です。
カテキンを効果的にとるためのお茶の入れ方
カテキンは熱湯で入れたほうがよく出ます。
そこで、次のような手順でお茶を入れると、カテキンを効率的に抽出できます。
- 3gほどの煎茶に
- 90度のお湯200mlを入れて
- 2分間待つ
この方法でいれたお茶であれば、朝、昼、晩3回飲むだけで、1日に必要なカテキン600mgを摂取できます。
なお、お茶を入れるとき、急須をぐるぐるとまわす人がいますが、苦みが出てきますので、注意しましょう。
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