カテキン
カテキンとは
カテキンの定義・意味・意義など
機能性成分であるポリフェノールの一種にフラボノイドと呼ばれるものがありますが、カテキンは、日本茶特有のフラボノイドをいいます。
カテキンの健康によい働き(効果・効用・効能)
カテキンの特徴・特色
緑茶は、1000年以上も昔から愛飲されてきた飲み物ですが、緑茶に含まれるカテキンには、実にさまざまな効能があります。
抗酸化作用による生活習慣病・老化・がん(ガン)予防機能
カテキンは、その抗酸化作用により、有害な活性酸素を除去・消去してくれるため、生活習慣病の予防・老化防止・がん(ガン)予防に高い効果があります。
殺菌・消臭作用
虫歯予防・口臭予防効果
カテキンには殺菌作用もあり、口腔の雑菌を抑えてくれるので、虫歯や口臭予防に効果的です。
さらに、緑茶には、歯のエナミル質を強化して虫歯になりにくくするフッ素成分や、歯間の食べかすをとりのぞくサポニンも含まれています。
食後のお茶の習慣は理に適ったものといえます。
インフルエンザの感染・食中毒の予防
また、食中毒菌なども殺菌し、食中毒を予防します。
ドロドロ血液をサラサラ血液にし生活習慣病を予防・改善する機能
カテキンは、血液中の脂質を減らし、血液をサラサラにする効果があります。
その結果、脂肪肝、脂質異常症(高脂血症)、糖尿病、高血圧、動脈硬化、脳卒中(脳梗塞、脳出血、クモ膜下出血)、血栓、心筋梗塞といった生活習慣病を予防したり、改善してくれます。
アレルギー症状の抑制
カテキンは、花粉症やアレルギー性皮膚炎などのアレルギーにも効果があり、その症状を抑制してくれます。
ダイエット効果・体脂肪の減少効果
カテキンには、ダイエット効果や体脂肪を低減する効果もあるといわれています。
肥満気味の人がカテキン600mg(緑茶5杯分)を12週間とると、体重やウエストが減少したという実験結果もあります。
血圧の上昇を抑える効果
カテキンには、血圧の上昇を抑える効果もあるといわれています。
カテキンの性質
カテキンは、水に溶けやすい(水溶性)という性質があります。
したがって、カテキンを豊富に含む緑茶を飲むことで、カテキンを摂取することができます。
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