[身体]健康と美容

「私」の入れ物・乗り物である「身体(ボディ)」という不思議で精緻な世界のメカニズムを探求する身体の取扱説明書のサイト。


ルテインとは


ルテインとは

ルテインの定義・意味・意義など

ルテインとは、植物の光合成を行うカロテノイドの一種で、ほうれん草やブロッコリーなどの緑黄野菜に多く含まれています。

ただし、同じカロテノイドであるベータカロテンベータカロチン)とは異なり、体内でビタミンAに変換することはありません。

ルテインは、人間では、網膜黄斑にのみ存在します。

黄斑
黄斑とは、網膜の中心部にある視細胞のことで、物体の形などを認識するなどの視力をつかさどります。

ルテインの性質

ルテインには、油に溶けやすい(脂溶性)という性質があります。

脂溶性だと、体に吸収されにくいのですが、油と一緒に摂る(油で調理して摂取する)ことで、吸収率が向上します。

ルテインと加齢(年齢 老化)の関係

ルテインは、加齢とともに減少します。

しかも、体内で合成されないため、食事などで補う必要ガあります。

ルテインの健康によい働き・作用(効果・効力・効用・効能)

視覚維持機能

抗酸化作用による活性酸素の除去等

ルテインは、その強力な抗酸化作用により、の酸化を主な原因とする白内障加齢黄斑変性を予防する効果があります。

青色光ブルーライト)を吸収

ルテインは、に有害で、活性酸素を作り出す原因となる青色光ブルーライト)を吸収する働きがあります。

紫外線により発生した活性酸素を除去

紫外線を浴びるとの中に活性酸素が発生します。

しかし、ルテインが、その抗酸化作用により、の中にできてしまった活性酸素を除去してくれます。

黄斑を正常に保つ

ルテインには、網膜黄斑を正常に保つ作用があるので、変性してしまった黄斑組織を元に戻す効果もあります。



現在のページのサイトにおける位置づけ

現在のページが属するカテゴリ内のページ一覧[全 9 ページ]

  1. カロテノイド(カロチノイド)
  2. β-カロテン(ベータカロテン・ベータカロチン)
  3. β-カロテン(ベータカロテン・ベータカロチン)―摂取
  4. リコピン
  5. ルテインとは
  6. ルテインの摂取
  7. アスタキサンチンとは
  8. アスタキサンチンの摂取
  9. クロセチンとは

現在のページが属するカテゴリのサイトにおける位置づけ



プライバシーポリシー