向精神薬―精神安定剤―抗不安薬―ベンゾジアゼピン系―種類―コンスタン(アルプラゾラム)
コンスタンとは 【Constan】
コンスタンの定義・意味・意義
コンスタンとは、作用時間が中期作用型で、薬の効き目が強い高力価型の、ベンゾジアゼピン系の抗不安薬(マイナートランキライザー)の一種です。
ベンゾジアゼピン系の抗不安薬は、通常は、大脳辺縁系に作用します。
しかし、コンスタンは、グランダキシンと同様、自律神経系の中枢であり、感情表現の中枢であるともみなされている視床下部に作用するという特色があります。
作用時間
最高血中濃度到達時間
最高血中濃度に達する時間は、0.4mg単回投与時は2.1時間、0.8mg単回投与時は1.5時間です。
半減期(消失半減期)
半減期(消失半減期)は、0.4mg単回投与時は14時間、0.8mg単回投与時は16.1時間です。
以上、武田薬品工業株式会社のホームページより
コンスタンの一般名
コンスタンの一般名はアルプラゾラムといいます。
コンスタンの薬効・作用
コンスタンの効果・効用・効能
コンスタンは、不安、緊張、抑うつ、睡眠障害等の症状の改善にすぐれています。
心身症(自立神経失調症等)における身体症候
抗不安・緊張作用
コンスタンは、不安や緊張を取り除く作用があります。
特に不安障害等には劇的な効果を持つ
とも言われています。
アルプラゾラム - Wikipedia より引用
抗抑うつ作用
睡眠(催眠)作用
コンスタンには、寝つきをよくする作用があります。
コンスタンの副作用
筋弛緩作用
筋弛緩作用は弱いとされています。
コンスタンの用法・処方(用量・服用方法など)
服用方法(服用時・服用回数など)
頓服的な服用
ウィキペディアでは、コンスタンについて、障害を持つ人は日常的に携帯し、諸症状が発生した時には速やかな服用によって、症状を著しく改善する
とも記述されています。
実際、頓服的な服用を処方する医師もいます。
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