ドライアイ―原因―マイボーム腺機能不全
マイボーム腺機能不全を原因とするドライアイ
ドライアイのひとつの原因・理由・要因として、加齢によるマイボーム腺機能不全が指摘されている。
すなわち、涙は、油層・水分層・ムチン層の3つの層から構成されるが、マイボーム腺は脂質を分泌して、油層を作り出すはたらきをしている。
そのため、マイボーム腺の脂質分泌に異常があると、油が不足し、まぶたの動きが鈍くなったり(特にまぶたの瞬き(またたき)の滑りが悪くなる)、涙の蒸発が増加したりして、ドライアイを引き起こす原因となる。
参考元:ドライアイ治療用の微量油添加目薬 - 特開平10-218760 | j-tokkyo http://www.j-tokkyo.com/1998/A61K/JP10218760.shtml
治療法・治療方法
点眼療法(目薬)
人工涙液
マイボーム腺機能不全を原因とするドライアイでは、ドライアイの治療方法の基本である人工涙液を点眼しても水分のみを補給するものなので、症状は改善されない。
参考元:ドライアイ治療用の微量油添加目薬 - 特開平10-218760 | j-tokkyo http://www.j-tokkyo.com/1998/A61K/JP10218760.shtml
ひまし油添加目薬
ドライアイの研究等で有名な慶応大医学部の坪田一男教授によれば、マイボーム腺の脂質分泌異常による涙液油層の形成障害の場合には、既存の人工涙液にひまし油を添加すると有効という。
参考元:ドライアイ治療用の微量油添加目薬 - 特開平10-218760 | j-tokkyo http://www.j-tokkyo.com/1998/A61K/JP10218760.shtml
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