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循環器―指標―血圧―異常―高血圧(高血圧症)―基準

高血圧の基準

医療現場では、日本高血圧学会が作成したガイドラインが高血圧の基準となっている。

しかし、2014年(平成26年)4月に、日本人間ドック学会が、これより高い基準値(つまり、高血圧とされる範囲が狭くなる・「健康」の範囲が広がる)を公表した。

なお、高血圧の基準は降圧剤の売上に関わる問題でもあることに留意する必要がある。

また、血圧180(最高血圧)/100(最低血圧)までは治療は不要である等との主張もある。

浜 六郎 『高血圧は薬で下げるな!』 角川oneテーマ21

日本高血圧学会のガイドラインの基準値

日本高血圧学会が作成したガイドラインによると、高血圧の基準値は次のとおり。

高血圧治療ガイドライン2014』日本高血圧学会、19頁。

批判・批評・評価など

この高血圧のガイドラインについては、たとえば、次のような批判がある。

中村仁一・近藤誠 著 『どうせ死ぬなら「がん」がいい』

近藤 …そもそもガイドラインの根拠になるデータがいい加減で、利益誘導みたいなところもあります。たとえば高血圧のガイドラインは、「このぐらいで治療した方がいいよ」という基準値が、どんどん低くなっている。
いまどうなっているかというと、1989年ぐらいの降圧剤の売り上げがおよそ2000億円だったのが、2008年には1兆円を超えています。20年間に6倍になっているけど、その間に病人が増えたわけじゃなくて、血圧の基準値が下がっただけ。それも根拠があるわけじゃなくて、経済的な功利で作ったようなものですから。

中村 「日本の高血圧の基準値はおかしい」っていう記事は、一般の新聞や雑誌にも出てるんだけど、一般の人はあんまり注しないですね。

中村仁一 近藤誠 『どうせ死ぬなら「がん」がいい』 宝島社、2012年、101-102頁。

日本人間ドック学会の基準値

日本人間ドック学会は、2013年(平成23年)に人間ドックを受けた約150万人のなかから、「健康な成人」を約1万人抽出して、血圧BMI肥満度)、血中コレステロールなどの基本検査27項を調べた。

そして、2014年(平成26年)4月に、血圧については、最高血圧の上限は147mmHg、最低血圧の上限は94mmHgという新しい基準値を公表した。

つまり、最高血圧が147mmHg以下、かつ、最低血圧が94mmHg以下であれば健康であるとの判断で、従来のガイドライン(日本高血圧学会)より、高血圧の基準値が高くなっている。



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