循環器―分類―血管系―心臓―第2の心臓
第2の心臓とは
第2の心臓の定義・意味・意義
第2の心臓とは、心臓と同じく血液を循環させるポンプの働きをしている足、特にふくらはぎのことをいう。
第2の心臓の趣旨・目的・役割・機能
血液循環
心臓は、血液を動脈を通って全身の末梢に送り出すポンプの働きがある。
しかし、心臓には、逆に、血液を末梢から静脈を通って心臓へと送り返す働きはない。
そのため、身体の上部に送り出された血液は重力によって比較的容易に心臓へと戻ることができるが、足のほうに送り出された血液は重力に逆らって心臓へと戻る仕組みが別途必要となる。
そこで、ヒトは歩くこと等によってふくらはぎの筋肉が収縮し、そのポンプ作用によって身体下部の末梢に滞っている血液を心臓へと送り返している。
つまり、心臓の収縮・弛緩によるポンプ作用に、ふくらはぎの収縮・弛緩によるポンプ作用が加わってはじめてヒトの血液循環は成立していることになる。
第2の心臓の経緯・沿革・由来・歴史など
直立歩行をするヒトは、脊椎が水平な四足動物より、より強く重力の影響を受けるため、心臓の負担が増加した。
その結果、血液を円滑に循環させるための第2の心臓が必要となり、心臓からもっとも離れたところに強靭な筋肉をもつふくらはぎという器官が作られたという。
ふくらはぎは第2の心臓 http://www.fukurahagi.com/dai2no/
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