循環器―指標―脈拍数
脈拍数とは 【pulse rate】
脈拍数の定義・意味・意義
脈拍数(みゃくはくすう)とは、1分間の脈拍の数をいう。
脈拍数と関係・関連する概念
類似概念・類義語
心拍数
心拍数は脈拍数とは定義が異なるが、通常は等しい。
ただし、期外収縮(脈が飛ぶ不整脈)などの場合、心拍数より脈拍数のほうが少なくなる。
脈拍数の位置づけ・体系(上位概念)
バイタルサイン
脈拍数はバイタルサインのひとつである。
なお、一般的には、次の4つがバイタルサインとされている。
脈拍数の趣旨・目的・役割・機能
指標
カテコラミン分泌の指標
脈拍数はカテコラミン(アドレナリン・ノルアドレナリン・ドーパミン)の分泌量の指標となる。
低血糖症の指標
低血糖の状態になると、血糖値を上げるためにアドレナリンが大量に分泌されるので、脈拍数が増加する(頻脈)。
脈拍数の基準値・標準値・正常値・適正値(平均・目安)等
正常な脈拍数(心拍数)は文献的には50~99とされている。
ただし、成人では60~80となり、普通70くらいとするものなどもある。
参考:平凡社『世界大百科事典』
また、安静時の脈拍数は年齢によっても異なる。
基準値より高い場合
頻脈
一般に脈拍数が100以上の場合を頻脈という。
基準値より低い場合
徐脈
一般に脈拍数が50未満の場合を徐脈という。
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