抗炎症剤(消炎剤)―剤形による分類―外用薬―貼り薬(貼付剤)―経皮吸収型(非ステロイド系抗炎症薬(NSAIDs))ープラスター剤(テープ剤)ーロキソプロフェンナトリウムテープ
ロキソプロフェンナトリウムテープとは
ロキソプロフェンナトリウムテープの定義・意味・意義
ロキソプロフェンナトリウムテープとは、岡山大鵬薬品株式会社が製造販売している非ステロイド系抗炎症薬で、炎症の原因となるプロスタグランジンの生合成を抑制して炎症を抑え、炎症にともなう痛みを和らげる経皮吸収型・テープ剤型の貼付剤(貼り薬)をいう。
ロキソプロフェンナトリウムテープの位置づけ・体系(上位概念)
非ステロイド系抗炎症薬
経皮吸収型貼付剤
テープ剤(プラスター剤)
ロキソプロフェンナトリウムテープは、経皮吸収型貼付剤のうち、水分を含まない肌色のテープ剤である。
ロキソプロフェンナトリウムテープの趣旨・目的・役割・機能(適応症等)
ロキソニンの貼り薬版
ロキソプロフェンナトリウムテープは、日本でもっとも使用されている抗炎症剤である飲み薬のロキソニン(一般名:ロキソプロフェンナトリウム水和物)を貼り薬として開発したものである。
次の効能・効果があるとされている。
med.taiho|TAIHO外用剤|ロキソプロフェンナトリウムテープ50mg・100mg「タイホウ」 http://med.taiho.co.jp/derma/loxoprofen/index.html
ただし、効果は飲み薬のロキソニンにやや劣り、特に膝など大きな関節の強い炎症にはあまりよい効果は期待できないとの指摘もある。
ロキソプロフェン(外用):ロキソニン http://www.interq.or.jp/ox/dwm/se/se26/se2649735.html
1日1回の貼付
ロキソプロフェンナトリウムテープは1日1回の貼付で足りる。
一般にテープ剤は1日1回、モーラスパップ等のパップ剤は1日2回の貼付となる。
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