ビタミンDの検査
ビタミンDの検査
血液中のビタミンDの濃度
ビタミンDの欠乏症や過剰症は、血液中のビタミンDの濃度を検査することでわかります。
検査方法
健康診断
日本は、健康診断での通常の血液検査では、血液中のビタミンDの濃度は調べられません。
そのため、たとえば骨粗鬆症でビタミンDが不足している事例なのかどうかなどは健康診断ではわかりません。
血液中のビタミンDの濃度の基準値
血液中のビタミンDの濃度が、1mlあたり20ng(ナノグラム)※未満であれば、ビタミンD不足とされます。
※1ng=10億分の1g(グラム)
調査報告
介護施設入所の高齢女性
高齢者医療を研究している独立行政法人国立長寿医療研究センターの、2010年7月29日までの調査で、特別養護老人ホームや介護老人保健施設、認知症グループホームといった介護施設で暮らす高齢者の8割が、血液中のビタミンDの濃度が20ng未満で、ビタミンDが不足しており、また、その平均値も、自宅で生活する人に比べると、半分程度と低いことがわかりました。
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