筋肉―種類―骨格筋―上半身―肩―インナーマッスル―回旋筋腱板(ローテーターカフ)―棘上筋
棘上筋とは
棘上筋の定義・意義・意義
棘上筋(きょくじょうきん)とは、肩のインナーマッスルのひとつで、肩甲骨(肩)の上面と上腕骨(上腕)に付着するものをいう。
棘上筋の位置づけ・体系(上位概念)
回旋筋腱板(ローテーターカフ)
棘上筋は回旋筋腱板(かいせんきんけんばん。別名:ローテーターカフ)のひとつである。
なお、回旋筋腱板は肩のインナーマッスルであり、次の4つの小さな筋肉の総称をいう。
棘上筋の趣旨・目的・役割・機能
棘上筋は回旋筋腱板のなかでもっとも損傷を受けやすいといわれている。
『カラー図解 筋肉のしくみ・はたらき事典』 西東社、2010年、37頁。
肩関節の安定
棘上筋は、回旋筋腱板のひとつとして、上腕骨を身体に引き寄せて肩関節(肩甲骨と上腕骨)を安定する役割を果たす。
上腕の外旋
回旋筋腱板は上腕を回旋(内側と外側に回転させる・ねじる動きで、内旋と外旋とがある)させる主力筋としての役割も果たす。
このうち、棘上筋は三角筋とともに(三角筋の協力筋)上腕を外旋させる(外側に回転させる)主力筋としての役割を果たす。
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