緑茶(日本茶)―摂取―お茶を食べる
お茶を食べる
はじめに
積極的に、食生活に取り入れて活用していきたいものです。
このページでは、緑茶の食生活への取り入れ方の1つとして、「お茶を食べる」ということについてまとめています。
お茶から実際に取れる栄養素
お茶を入れる(茶葉にお湯を注ぐ)と、日本茶の有効成分であるカテキンやビタミンCなどが、一番煎じでは約40%、二番煎じでは20%ほど、茶殻に残ってしまいます。
また、日本茶には、水に溶けない脂溶性のビタミンA(ベータカロテン)やビタミンE、そして、ミネラルや食物繊維なども含まれているのですが、これらはお茶を飲むだけでは摂れません。
そのため、捨てるお茶がらには、お茶に含まれる成分の70%が残っているといわれています。
お茶に出る栄養素 | 茶殻に残る栄養素 | |
---|---|---|
ビタミンA | 0 | 22 |
ビタミンE | 0 | 40.9 |
ビタミンC | 13 | 2.6 |
ビタミンB1 | 0 | 2 |
カテキン | 65 | 19 |
食物繊維 | 0 | 3.18 |
カルシウム | 1.1 | 3.4 |
鉄 | 4.3 | 7.7 |
お茶を食べる場合の1日の摂取量の目安
お茶を食べる場合の1日の摂取量の目安は、3~6gといわれています。
お茶を食べる方法
お茶がらを食べる
緑茶の成分を無駄なくとるには、3~6gのお茶がらを食べるだけでよいです。
ただし、お茶がらは腐りやすいので、その日のうちに使い切るようにします。
お茶を粉末にする
お茶の有効成分を丸ごとからだに取り込むには、茶葉をミルなどで粉末にしてから摂取する方法もあります。
お茶を粉末にするための専用の茶臼器も市販されています。通常のミルなどより細かい粉末にできるので、より効率的に栄養素を取り出すことができます。
お茶を粉末にしてお湯に溶いて飲むと、後片付けが面倒な茶殻も残りません。
また、粉末茶は飲むだけでなく、いろいろな料理にも使用できます。
たとえば、ヨーグルトやトーストにかけてみるのもいいでしょう。
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