［身体］健康と美容

タンパク質―分類―機能たんぱく質

機能たんぱく質（機能タンパク質）とは

機能たんぱく質（機能タンパク質）の定義・意味・意義など

たんぱく質の構成単位であるアミノ酸の種類は２０種類ですが、結合するアミノ酸の種類・数・配列順序（アミノ酸配列）が異なると異なったたんぱく質ができます。

したがって、たんぱく質には理論上無限に近い種類があることになります。

しかし、そのはたらきという観点からは、たんぱく質は構造たんぱく質と機能たんぱく質とに大別できます。

このうち、機能たんぱく質（機能タンパク質）とは、生体内で次のようなさまざまな機能の実現（何らかの役割を果たす）に関わるたんぱく質をいいます。

• さまざまな化学反応（代謝）
• 生理作用の調節（ホルモン）
• 物質の輸送（ヘモグロビン）
• 情報の伝達（神経伝達物質やホルモンの受容体）
• 生体防御（抗体）

機能たんぱく質（機能タンパク質）の分類・種類・区分・類型

機能たんぱく質（機能タンパク質）には、具体的には次のような種類があります。

• 酵素
• ホルモン
• ヘモグロビン
• ロドプシン（色素タンパク質）
• 受容体など