基本検査項目―尿検査―尿蛋白(尿たんぱく)
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尿蛋白とは
尿蛋白の定義・意味・意義
尿蛋白とは、尿に含まれている(尿に漏れ出た)蛋白をいいます。
尿蛋白の趣旨・目的・役割・機能
腎臓病の検査
腎臓は、血液を濾過(ろ過)して老廃物を取り除いて尿を作り、血液をきれいにします。
この点、蛋白(たんぱく)は大きな物質なのでほとんど濾過されず、血液に残ります。
また、濾過されても蛋白は体に必要なものなので再吸収され、尿に漏れ出ることはあまりありません。
一定量を超える蛋白が尿に漏れ出ている場合を蛋白尿といい、尿蛋白は陽性である(後述)と判定されます。
尿蛋白が陽性の場合は、腎炎などの可能性があります。
ただし、激しい運動の直後や発熱時などに一時的に蛋白尿が出る場合もあります(生理的蛋白尿)。
これは良性の蛋白尿で心配する必要はありません。
尿蛋白の位置づけ・体系
尿検査
検査数値の結果の見方・読み方・解釈の仕方
定性検査
尿検査は定性検査です。
定性検査では検査結果は検査項目の成分の有無であらわされます。
検査項目の成分が一定量未満であれば「ー(マイナス。陰性。なし)」、一定量以上であれば「+(プラス。陽性。あり)」と判定されます。
そして、有=陽性のなかでも、成分の量の多さに応じて「+」「2+(++)」「3+(+++)」…と表記されます。
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