[身体]健康と美容

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動脈硬化(動脈硬化症)


(" 動脈硬化(動脈硬化症) "から複製)

動脈硬化とは

動脈硬化の定義・意味・意義

動脈硬化(どうみゃくこうか)とは、動血管壁が硬く、厚くなって弾力性が失われたり、血管壁に血液中のコレステロールなどがたまって血管の内腔(ないくう。つまり血液の通り道)が狭くなった状態をいう。

動脈硬化の位置づけ・体系(上位概念)

生活習慣病

動脈硬化生活習慣病のひとつにも位置づけられている。

動脈硬化の原因・理由・要因

動脈硬化の原因としては、次のようなものがある。

  1. 加齢
  2. 動脈硬化の危険因子
    1. 慢性
      1. 高脂血(脂質異常症(高脂血症))...血中脂質血液中のコレステロール中性脂肪などの脂質)が高い
      2. 高血(高血症)…血糖値空腹時血糖値)が高い。尿病等
      3. 高血圧高血圧症)…血圧が高い
    2. 一過性
      1. 食後の血糖値の急上昇

なお、内臓脂肪肥満に上記の①脂質異常症②高血高血圧といった動脈硬化の危険因子のうち2つが重なった状態をメタボリックシンドロームという。

動脈硬化の趣旨・的・役割・機能

動脈硬化性疾患

動脈硬化心臓血管だけでなく、全身の血管に起こり、動脈硬化が進むと、次の動脈硬化性疾患と呼ばれるさまざまな病気を引き起こす大きな原因となる。

そのため、動脈硬化の予防は重要な国民的課題ともなっている。

なお、日本人の3大死因である「がん血管疾患・心疾患」のうち、血管疾患・心疾患心臓病)を引き起こす大きな原因となるのが動脈硬化である。

  1. 心血管疾患
    1. 心疾患心臓病
      1. 冠動疾患(虚血性心疾患
        1. 狭心症
        2. 心筋梗塞
      2. 心肥大・心不全
    2. 血管疾患
      1. 血管疾患(血管障害)
        1. 脳卒中
          1. 脳梗塞
          2. 脳出血
          3. くも膜下出血
      2. 末梢血管疾患
        1. 部・腹部
          1. 大動疾患
            1. 大動
        2. 腎臓
          1. 腎臓疾患(腎臓障害・腎障害)
            1. 腎硬化症
            2. 血管高血圧症
        3. 下肢
          1. 閉塞性動脈硬化症

老化

身体の老化の元凶は血管老化である。

そして、血管老化とは動脈硬化である。

岡崎公彦 『がんの特効薬は発見済みだ!』 たま出版、2011年、52頁。

動脈硬化の分類・種類



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