[身体]健康と美容

「私」の入れ物・乗り物である「身体(ボディ)」という不思議で精緻な世界のメカニズムを探求する身体の取扱説明書のサイト。


神経系―単位―神経細胞―神経伝達物質―アセチルコリン


アセチルコリンとは 【acetylcholine

アセチルコリンの定義・意味・意義など

アセチルコリンとは、自律神経交感神経副交感神経)や運動神経の末端から分泌される神経伝達物質です。

アセチルコリンの働き・作用・役割・機能

アセチルコリンの働き・作用
交感神経での働き・作用

交感神経が興奮したとき、その末端から神経伝達物質であるアセチルコリンが分泌されます。

そして、このアセチルコリンの刺激により、交感神経からそれが支配する臓器にカテコールアミンアドレナリンノルアドレナリン)が多量に分泌されます。

また、副腎髄質でも、交感神経の末端から分泌されるアセチルコリンの刺激を受けて、カテコールアミン(主にノルアドレナリン)を多量に分泌します。

副腎髄質の役割・機能

副交感神経での働き・作用

副交感神経が興奮したとき、その末端から神経伝達物質であるアセチルコリンが分泌されます。

アセチルコリンは、それが分泌された各器官で、たとえば、次のような作用を及ぼします。

運動神経での働き・作用

運動神経の末端からアセチルコリンが分泌されることで、筋肉を収縮させます。

アセチルコリンの役割・機能

アセチルコリンは、自律神経の興奮を各器官に伝達したり、運動神経の興奮を筋肉に伝達する役割を果たしています。

  1. 自律神経の興奮伝達
  2. 運動神経の興奮伝達

アセチルコリンの相対的減少による病気・症状・トラブル

アルツハイマー病

内のアセチルコリンが相対的に減少することはアルツハイマー病と関連があるとされています。

その治療薬としては、アリセプトがあります。



現在のページのサイトにおける位置づけ

現在のページが属するカテゴリ内のページ一覧[全 17 ページ]

  1. 神経系
  2. 神経系―単位―神経細胞―神経伝達物質
  3. 神経系―単位―神経細胞―神経伝達物質―アセチルコリン
  4. 神経系―単位―神経細胞―神経伝達物質―カテコールアミン(カテコラミン)
  5. 神経系―単位―神経細胞―神経伝達物質―カテコールアミン―アドレナリン
  6. 神経系―単位―神経細胞―神経伝達物質―カテコールアミン―ノルアドレナリン
  7. 神経系―単位―神経細胞―神経伝達物質―カテコールアミン―ドーパミン
  8. 神経系―単位―神経細胞―神経伝達物質―セロトニン
  9. 神経系―単位―神経細胞―神経伝達物質―セロトニンを増やす方法―一般
  10. 神経系―単位―神経細胞―神経伝達物質―セロトニンを増やす方法―特殊
  11. 神経系―単位―神経細胞―神経伝達物質―セロトニン―病気
  12. 神経系―単位―神経細胞―神経伝達物質―エンドルフィン
  13. 神経系―分類―中枢神経系(中枢神経)
  14. 神経系―分類―中枢神経系―ドーパミン神経系
  15. 神経系―分類―中枢神経系―報酬系
  16. 神経系―分類―末梢神経系
  17. 神経系―分類―末梢神経系―坐骨神経(座骨神経)

現在のページが属するカテゴリのサイトにおける位置づけ



プライバシーポリシー