ニンジン(人参・にんじん)
ニンジンとは 【carrot】
ニンジンの分類・種類
ニンジンには、濃赤色で細長い東洋種とオレンジ色でクセがなく甘みの強い西洋種とがある。
なお、現在は西洋種が主流となっている。
ニンジンの経緯・沿革・由来・歴史など
西洋種のニンジンは江戸時代にアメリカから伝えられ、明治時代に一般に普及した。
ニンジンの位置づけ・体系(上位概念)
緑黄色野菜
ニンジンは代表的な緑黄色野菜である。
ニンジンの栄養
ニンジンのカロリー(エネルギー)
ニンジン(皮つき・生)100gで37kcal
食品成分データベース http://fooddb.mext.go.jp/index.pl
ニンジンの栄養素・栄養成分(物質)
ニンジンはカロテン(β-カロテンなど)が豊富に含まれている。
なお、β-カロテンは体内に入ると必要量だけビタミンAに変換され、変換されなかったものはそのまま血中に残る。
ビタミン
β-カロテン(ビタミンAの前駆体)
β-カロテンは体内の活性酸素を減らす抗酸化作用があり(つまり、身体のサビを取る)、血中に残ったβ-カロテンは、ガン等を予防する効果がある。
なお、にんじんのカロチンは、特にすい臓ガンや肺ガンなどの喫煙に関連するガンや動脈硬化を抑える効果があるという。
ビタミンA
ニンジン100gに含まれるβ-カロテン(β-カロテン当量)をビタミンAに換算すると、約760μgRAE(レチノール活性当量)となり、これは18歳以上の成人の推奨量(男性:800~850μgRAE 女性:650~700μgRAE)にほぼ匹敵する。
食品由来β-カロテン12μg はレチノール 1μg に相当する量(レチノール活性当量:RAE)として換算
日本人の食事摂取基準|厚生労働省
にんじんに関する理論・実験
にんじんは万能食物
プチ断食(ソフト断食)では、ニンジンジュースが使用されることがよくある。
これはニンジンには人間の体に必要なビタミン、ミネラルが全部含まれているとの考えに基づく。
実際に、スイスの自然療法の病院では、ニンジンジュースが使用されており、多くの患者がそれで治っていったという事例もあるという。
現在のページが属するカテゴリ内のページ一覧[全 11 ページ]
現在のページが属するカテゴリのサイトにおける位置づけ