[身体]健康と美容

「私」の入れ物・乗り物である「身体(ボディ)」という不思議で精緻な世界のメカニズムを探求する身体の取扱説明書のサイト。


砂糖


砂糖とは

砂糖の原料

砂糖は塩とならぶ基本調味料の一つですが、サトウキビ(甘蔗)やテンサイ(甜菜 サトウダイコン)などの植物を原料にして作られます。

砂糖の主成分

砂糖の主成分は、ブドウと果が結合したショという糖質です。

砂糖の由来・歴史・沿革など

砂糖は、奈良時代に中国から日本に伝えられました。

砂糖の分類・種類

砂糖には、次のような種類があります。

  1. 黒砂糖
  2. 上白糖
  3. グラニュー糖

黒砂糖上白糖グラニュー糖と、順次精製度が高くなります。

つまり、黒砂糖上白糖グラニュー糖は、すべて同じサトウキビなどからできているのですが、砂糖の主成分であるショの純度が異なっているというわけです。

砂糖の効用・効果・働き・機能・生理作用

即効的な疲労回復効果(疲労回復の即効薬 即効性のエネルギー源

心身が疲れたとき、無性に甘いものが欲しくなるときがあります。

これは、体の声・体が発するサインといえます。

砂糖は単純な構造なので、すぐに消化・吸収され、ブドウとしてエネルギー源になるので、疲労回復に即効性があります。

しかも、エネルギー源として使えるのはブドウだけです。

他の臓器ではたんぱく質脂肪エネルギーとなりますが、はブドウしかエネルギー源にできません。

そのため、甘いものを摂ると、のはたらきがよくなって、ボーとしていた頭がすっきりとします。

やる気・意欲や集中力が戻ってきて、疲労感が薄れます。

砂糖の摂取

砂糖の食生活への取り入れ方

食後のデザートとして取り入れる

砂糖は、即効的な優れたエネルギー源ですが、反面、高カロリーなので、太る心配があります。

しかし、砂糖を体に取り入れるタイミングを工夫することで、ある程度は肥満を予防できます。

分をエネルギーに変換してくれるインシュリンは、通常は1日3回の食事にあわせて分泌されます。

そこで、食後のデザートとして、甘いお菓子などのかたちで砂糖を摂ると、砂糖はこの食事のために分泌されたインシュリンでエネルギーに分解されてしまい、体には蓄積されにくくなります。



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