［身体］健康と美容

酒―蒸留酒―焼酎

焼酎とは

焼酎の意味・意義・定義など

焼酎とは、蒸留酒の一種で、穀類（米・麦・蕎麦・トウモロコシ）やサツマイモなどを蒸留して造ったアルコール分の強い酒をいいます。

焼酎の分類・種類

焼酎は、税法上その製法により焼酎甲類と焼酎乙類とに分類されます。

焼酎乙類とはいっても、焼酎甲類に対して劣っているということではありません。

そこで、誤解を避けるために、焼酎乙類のことを本格焼酎と呼んだりしています。

焼酎甲類

焼酎甲類は、酎ハイ（チューハイ）のように炭酸系の飲み物や果汁で割って飲んだり、果実酒として飲むのに適した焼酎です。

焼酎乙類（本格焼酎）

焼酎乙類は、米・麦・蕎麦・トウモロコシといった原料本来がもつ香り、風味、旨みが引き出された焼酎です。

焼酎の特色・特徴・メリット

糖質制限食

焼酎やウイスキーなどの蒸留酒は糖質を含みません。

したがって、肥満（ダイエット）や糖尿病の予防に効果的な食事療法である糖質制限食（＝主食となるご飯、パン、麺類を食べずおかずばかりを食べる食事療法）の一メニューとして利用できます。

焼酎の健康によい働き・作用（効果・効能・効力・効用）

血栓溶解・血栓症予防効果（血栓を溶かすはたらき）

血栓は、心筋梗塞や脳梗塞の原因となりますが、一般に酒には血栓溶解効果（血栓を溶かしてくれる効能）があります。

特に焼酎乙類（本格焼酎）には、血栓を溶解する成分であるウロキナーゼを増やす働きがあり、強い血栓溶解効果があります。