［身体］健康と美容

炭水化物―摂取―摂取方法―血糖値―食事法―糖質制限

糖質制限とは

糖質制限の定義・意味など

糖質制限（とうしつせいげん）とは、糖質（炭水化物。ご飯・パン・麺類などの主食）の摂取を制限またはゼロにする食事法をいう。

糖質制限の目的・役割・意義・機能・作用など

食後は血液中の糖質が増える。つまり、血糖値が上がる。

しかし、血糖値の急上昇は身体によくない。

たとえば、血糖値が急上昇したときに身体に糖化反応が起こると、それが老化現象につながるといわれている。

糖質制限はこの血糖値が上がりすぎることを抑えることを目的とするもので、以下に効果があることが期待されている。

• 糖尿病
• 肥満（ダイエット）
• 高脂血症
• 高血圧症
• がん
• アルツハイマー病
• 心臓病
• 老化

以上、北里研究所病院 糖尿病センター長の山田 悟氏が出演した2016年6月7日放送分のNHK 『ニュース シブ5時』 より

ダイエット

カロリー制限よりも高いダイエット効果

糖質を制限すると、身体がエネルギー源を炭水化物から体脂肪へと切り替える（→糖新生）。

また、体脂肪を燃やしてエネルギーを作り出す活動自体が同時にカロリー消費を促進するともいう。

そのため、糖質制限（低糖質）のほうがカロリー制限（低カロリー・低脂質）よりも高いダイエット効果があるという。

糖質制限の方法・仕方・やり方

次のページを参照。

糖質制限の方法

糖質制限の注意点・注意事項

糖質摂取ゼロ

極端は禁物で、糖質摂取をゼロにするのではなく、糖質制限はゆるやかに行うことが大切である。

北里研究所病院 糖尿病センター長の山田 悟氏が出演した2016年6月7日放送分のNHK 『ニュース シブ5時』 より

低血糖症

炭水化物は脳の唯一のエネルギー源である。

したがって、炭水化物をまったく摂らなければ、脳が正常に働かず、低血糖症を引き起こす。

脳は、たんぱく質や脂肪をエネルギー源にできない。

糖質制限の歴史・沿革・由来・起源・経緯など

糖尿病の治療

糖質制限はもともとは糖尿病の治療として行われていた。