炭水化物―貯蔵―一時的貯蔵―グリコーゲン
グリコーゲンとは 【glycogen】
グリコーゲンの定義・意味・意義
グリコーゲンの分類・種類
グリコーゲンには、肝臓に貯蔵される肝臓グリコーゲンと筋肉に貯蔵される筋グリコーゲンとがある。
グリコーゲンの趣旨・目的・役割・機能
エネルギー(ブドウ糖)の一時的貯蔵
食べ物から摂った炭水化物(糖質)は、小腸で、最小単位のブドウ糖(単糖の一種)にまで消化(分解)されて吸収される。
消化・吸収されたブドウ糖は脳や筋肉の即効的なエネルギー源や熱として利用されるが、利用されなかったブドウ糖は肝臓や筋肉で合成されてグリコーゲンというかたちで一時的に貯蔵される。
そして、血糖値が低下すると、肝臓・筋肉で再びグリコーゲンからブドウ糖に分解され、エネルギー源となる。
グリコーゲンは容易にブドウ糖に分解される。
ただし、脂肪は体内に大量に貯蔵できるのに対して、炭水化物はグリコーゲンというかたちではわずかしか貯蔵できない。
つまり、グリコーゲンというかたちでのエネルギー貯蔵は大量のエネルギー貯蔵を目的としたものではない。
肝臓グリコーゲン―脳のエネルギー源
特に肝臓におけるグリコーゲンの貯蔵は、脳に安定して継続的にエネルギー(ブドウ糖)を供給するため、食後の一時的な血糖値上昇の調整を行うことを目的としたものである。
筋グリコーゲン―筋肉のエネルギー源
筋グリコーゲンは、血糖(血液中のブドウ糖)とともに、糖質として筋肉(運動代謝)の即効的なエネルギー源となる。
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