豆類―大豆
大豆とは 【soybean】
大豆の位置づけ・体系(上位概念)
豆類・穀物・野菜
大豆は、日本食品標準成分表では、豆類に分類され、野菜類とは区別されている。
ただし、主食とまではなっていないが、広義では穀物に含まれる。
また、野菜(枝豆)としても栽培される。
大豆の栄養
大豆のカロリー(エネルギー)
国産大豆(乾燥)100gで417kcal
食品成分データベース http://fooddb.mext.go.jp/index.pl
大豆の栄養素・栄養成分(物質)
大豆に含まれる主な栄養素・栄養成分は次のとおりである。
良質なタンパク質の供給源
大豆は植物のなかでは唯一肉に匹敵するだけのタンパク質を含有する。
国産大豆(乾燥)100gで35.3gのタンパク質を含む。
文部科学省「食品成分データベース」 http://fooddb.mext.go.jp/index.pl
畑の肉
植物性タンパク質
しかも、大豆は植物性タンパク質であり、肉よりも脂質が少なく、コレステロールはまったく含んでいない。
したがって、低カロリーである。
炭水化物
国産大豆(乾燥)100g中28.2g
食品成分データベース http://fooddb.mext.go.jp/index.pl
グリセミックインデックス(GI・グリセミック指数)
カルシウム
その他
レシチン
大豆に含まれるレシチン(大豆レシチン)は血管壁にこびりついたLDLコレステロール(悪玉コレステロール)や中性脂肪を洗い流すなどの作用がある。
オリゴ糖
サポニン
イソフラボン
大豆にはイソフラボンという女性ホルモンのような作用がある成分も含まれる。
この大豆イソフラボンは、たとえば骨粗しょう症、乳がん、前立腺がん等の予防効果が期待されている。
ただし、他方、乳がん発症や再発のリスクを高める可能性も指摘されている。
しかし、日本人は、味噌、豆腐、納豆、煮豆などの伝統的な大豆食品について、日常の食生活における長い食経験があり、これらの大豆食品を食べることによる大豆イソフラボンの健康への有害な影響は、現時点(2012年(平成24年))では確認されていない。
農林水産省/大豆及び大豆イソフラボンに関するQ&A http://www.maff.go.jp/j/syouan/nouan/kome/k_daizu_qa/#b8
現在のページが属するカテゴリ内のページ一覧[全 5 ページ]
現在のページが属するカテゴリのサイトにおける位置づけ