卵(玉子・タマゴ・たまご)
卵とは
卵の経緯・沿革・歴史など
日本で卵を食べはじめたのは、江戸時代からである。
昭和30年代になってから、大量生産が可能になり、価格が安くなって一般に普及した。
卵の栄養
卵のカロリー(エネルギー)
卵1個(60g(Lサイズほど)で計算)で約90kcal
参考:食品成分データベース http://fooddb.mext.go.jp/
卵の栄養素・栄養成分(物質)
そのためよく完全栄養食品といわれる。
ただし、必須エネルギー源である炭水化物の含有量は微量である。
参考:食品成分データベース http://fooddb.mext.go.jp/index.pl
必須アミノ酸をバランスよく含む良質のタンパク質の供給源
卵は、必須アミノ酸をバランスよく含んだ良質のタンパク質源である。
卵1個(60g(Lサイズほど)で計算)で約7.4gのタンパク質を含む。
これは、成人男性(18歳以上)のタンパク質の1日あたりの食事摂取基準(目標量)の約12%に相当する。
アミノ酸スコア
アミノ酸スコア(100に近いタンパク質ほど、必須アミノ酸がバランスよく充足されている)は100である。
脂質
オレイン酸
卵にはオレイン酸が豊富に含まれる。
可食部100g(全卵/生)中3500mg
文部科学省「食品成分データベース」 http://fooddb.mext.go.jp/index.pl
レシチン
卵黄に含まれているレシチンには、LDLコレステロール(悪玉コレステロール)や血液中の中性脂肪を溶かして、動脈硬化や脂肪肝を予防する機能や認知症(ボケ)を予防する機能がある。
高コレステロール・アラキドン酸
卵は、生活習慣病や動脈硬化の原因となるコレステロールやアラキドン酸を豊富に含んでいる。
たとえば、コレステロールは卵1個(60g(Lサイズほど)で計算)で252mg含まれている
参考:食品成分データベース http://fooddb.mext.go.jp/
ただし、コレステロール含有率が高い卵を食べるとコレステロールが上がるという単純なものではない(コレステロールの摂取量が直接的に血中の総コレステロール値に反映されるわけではない)。
ビタミン
ビタミンE
卵の保存方法・保管方法
卵はとがったほうを下にして冷蔵庫で保存する。
保存性はよく、約1カ月ほどはもつ。
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