キャベツ
(" 淡色野菜―具体例―キャベツ "から複製)
キャベツとは 【cabbage】
キャベツの経緯・沿革・由来・歴史など
キャベツは、ギリシア時代には薬として、そして、ローマ時代には保健食として食べられていた野菜という。
日本へは、キャベツは江戸時代にオランダ人によって伝えられた。
野菜として普及したのは、明治時代になってからである。
『からだによく効く食べ物事典』 池田書店、2007年、116頁。
キャベツの位置づけ・体系(上位概念)
淡色野菜
アブラナ科
キャベツは、ブロッコリー、カリフラワー、菜の花、かぶ、わさびなどともに、アブラナ科の野菜・植物である。
キャベツの栄養
キャベツのカロリー(エネルギー)
キャベツ(生)100gで23kcal
食品成分データベース http://fooddb.mext.go.jp/index.pl
キャベツの栄養素・栄養成分(物質)
キャベツはビタミンCを豊富に含み、ビタミンKとビタミンUも含む。
また、アブラナ科の野菜として、スルフォラファン(イソチオシアネートの一種)というフィトケミカルを含む。
ビタミン
ビタミンC
具体的には、生のキャベツ100g中41mgのビタミンCが含まれ、これは1日の推奨量(日本人の食事摂取基準(2015 年版)では15歳以上の男女で100mg/日とされている)の約40%に相当する。
ただし、ビタミンCは水溶性で熱に弱いため、ゆでたものでは、キャベツ100g中17mgとなる。
食品成分データベース http://fooddb.mext.go.jp/index.pl
ビタミンK
キャベツは、骨を丈夫に保ち、骨粗鬆症を防ぐ作用があるビタミンKを含む。
ビタミンU
キャベツは、健胃作用(胃腸の粘膜を正常に保つ働き)等があるビタミンU(キャベツから発見されたビタミン様物質で、キャベジンとも呼ばれる)を含む。
ミネラル
カリウム
キャベツは100g中200mg(生)(ただし、ゆでたものでは92mg)とカリウムを豊富に含む。
カルシウム
キャベツは100g中43mg(生)・40mg(ゆで)のカルシウムを含み、野菜類ではカルシウムが比較的多い。
文部科学省「食品成分データベース」 http://fooddb.mext.go.jp/index.pl
フィトケミカル
スルフォラファン
キャベツは、アブラナ科の野菜として、ガン予防やピロリ菌の除菌効果等があるというスルフォラファンを含む。
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