［身体］健康と美容

脂質―分類―①脂肪酸―不飽和脂肪酸―分類―オメガ9脂肪酸

オメガ9脂肪酸とは

オメガ9脂肪酸の定義・意味など

オメガ9脂肪酸（おめが-きゅう しぼうさん）とは、オレイン酸などの不飽和脂肪酸をいう。

オメガ9脂肪酸の別名・別称・通称など

n-9脂肪酸（n-9系脂肪酸）

オメガ9脂肪酸は、n-9脂肪酸またはn-9系脂肪酸などともいう。

オメガ9脂肪酸の位置づけ・体系（上位概念等）

脂肪酸

オメガ9脂肪酸は脂肪酸の一種である。

オメガ9脂肪酸の分類・種類

オメガ9脂肪酸には次のような種類がある。

• オレイン酸など

オメガ9脂肪酸の具体例

オメガ9脂肪酸を豊富に含む油としては次のようなものがある。

• オリーブオイル
• 菜種油（あなね油・キャノーラ油）
• 米油
• アーモンドオイル

オメガ9脂肪酸の目的・役割・意義・機能・作用など

オメガ9脂肪酸は飽和脂肪酸と同じく体内で合成することができるので、必ずしも摂取の必要はない。

しかし、オメガ9脂肪酸には次のようなメリットがあるため、その積極的な摂取が推奨される。

熱に強い

オメガ9脂肪酸は一価不飽和脂肪酸で不飽和度が少ないため、熱に強い。

したがって、炒め物や揚げ物などの高熱調理によるトランス脂肪酸の産出を心配せずに済む。

参考：江部 康二 『主食を抜けば糖尿病は良くなる!2 実践編』 東洋経済新報社、2014年、151項。

動脈硬化に良い

また、一価不飽和脂肪酸そのものが動脈硬化に良い。

江部 康二 『主食を抜けば糖尿病は良くなる!2 実践編』 東洋経済新報社、2014年、151項。