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リノール酸の摂取
リノール酸の摂取量
リノール酸の食事摂取基準―指標(必要量等)
目安量
厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」(2015年版)では、リノール酸を含むn-6脂肪酸(n-6系脂肪酸・オメガ6脂肪酸)の食事摂取基準となる指標(必要量等)として、次のとおり目安量が設定されている。
性別 | 男性 | 女性 |
---|---|---|
年齢等 | 目安量 | 目安量 |
1~2(歳) | 5g | 5g |
3~5(歳) | 7g | 6g |
6~7(歳) | 7g | 7g |
8~9(歳) | 9g | 7g |
10~11(歳) | 9g | 8g |
12~14(歳) | 12g | 10g |
15~17(歳) | 13g | 10g |
18~29(歳) | 11g | 8g |
30~49(歳) | 10g | 8g |
50~69(歳) | 10g | 8g |
70~(歳) | 8g | 7g |
「日本人の食事摂取基準」(2015年版)より抜粋
リノール酸の摂取過剰
リノール酸を過剰に摂取すると、肥満等を招くだけでなく、悪玉のLDLコレステロールとともに善玉のHDLコレステロールまでも減少させ、その結果、動脈硬化を促進させ、狭心症、心筋梗塞といった心臓病や脳梗塞、脳出血といった動脈硬化性疾患を引き起こしやすくするとの説がある。
『新版 栄養成分の事典』 新星出版社、2009年、124頁。
「日本人の食事摂取基準」(2015年版)では、リノール酸はオレイン酸よりも酸化されやすく、これが心筋梗塞などの罹患増加の原因となる可能性を指摘している。
ただし、リノール酸の多量摂取は危惧されるとしながらも、そのリスクは十分に解明されていないという。
リノール酸の摂取方法
リノール酸を多く含む食品・食べ物・食材(供給源)
油脂類
リノール酸は次のような油に多く含まれる。
種実類
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